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2013年 07月 15日 ( 1 )

2013.7.14 大船渡にて。

岩手県大船渡へ行ってきました。
東日本大震災のチャリティには微力ながら関わらせてもらいましたが、実際に被災地に足を運ぶのは初めてです。一番の目的は、人探し・・。

f0211837_13563916.jpgT君。学生時代、僕は川崎市に住んでいたのですが、その頃ほぼ毎日飲み歩いていた友人。
大船渡駅前の食堂の次男で、調理師学校生。しかし、なかなかプラン通りにはいかなかったようで、学校は中退。あとは大船渡へ戻ったり、川崎に出てきたり、また大船渡へ戻ったり・・・。
あるとき突然現れたかと思ったら、そのまま雲隠れ。以来、音沙汰ナシ。
だから大震災で大船渡が甚大な被害と聞いても、気にはなったけれど、彼自身はどこか他の所で暮らしている可能性の方が高い、と話はそこまででした。
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ところが最近、こちらの状況が変わりました。できれば彼に知らせたいことが起きました。それで、ダメ元でやってきたわけです。JR線はまだ復旧しておらず、気仙沼からBRTという代替バスに乗って。

大船渡「駅」に着いて、僕は言葉を失いました。
何にもない! 震災から2年以上たっているし、もう半数近くのお店は、仮店舗みたいなカタチで営業再開してると思っていたのです。だから何軒か訪ねていけば、少なくともご実家の食堂の近況は分かるだろう、と。
シンボルの赤い煙突は健在でも
港はご覧の通り

完全に甘い考えでした。ホテルと和食レストランが1軒ずつあるだけ。あとは、いわゆるサラ地。瓦礫は片付いていますが、あるのはただ整然と広がる空間・・。
人もほとんど歩いていません。それでも、ごくごくたまに通る人や、タクシーの運転手さんに聞いてみましたが、答えはいずれも、「分からない」。

f0211837_1411061.jpg最近は報道も少なくなり、僕たちはカン違いしていたようです。復興なんて、まだまだ! 
今ようやくスタートした段階、というのが、実際に足を運び目にした実感です。



                          

             時間は、あのとき止まったまま




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大船渡駅があったはずの場所。

18歳のT君も、ここから川崎に向ったのだな。

どんな人生を描いていたのだろう・・。
いま、どこでどうしてるんだろう・・・。



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f0211837_1420108.jpg乗りもしないのに、大変親切にしてくれた運転手さん。感謝!

ほかの方からも貴重な体験談を聞くことができました。
「あと30秒遅かったら、俺も・・」
「後ろを見たら家がプカプカ浮いてた」
「ほら、そこのホテル。あの3階まで水が来たもんなあ・・」
「今まで海が怖いなんて一度も思ったことなかったけど」

T君のことは分からなかったけれど、来てみて良かったと思っています。


             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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                       隣りの陸前高田市は、
                       街がまるごとなくなっていました。


                      「奇跡の一本松」だけは、大勢の見物客。
                      臨時の駐車場や、テレビのクルーまで

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気仙沼近くの、打ち上げられたままの船。



                       <生きてるか!?  「最悪」!
by G-lariat | 2013-07-15 13:14 | 昭和的日々 | Comments(0)

「三島市観光PR大使」       ザ☆楽団ラリアートの活動報告をメインに、平和な日常を・・・ 


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