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児玉飛行場跡

昭和を代表する名作映画「日本のいちばん長い日」(1967)。
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その終盤の極めて印象的なシーン。
明日の玉音放送(=終戦)が決まったというのに、それを知らされず、深夜お国のためにと笑顔で特攻に飛び立っていく若年兵。懸命に帽子を振って、むなしい死地に向かう彼らを見送る仲間たち。そして、状況をほぼ知りながらも出撃命令を出さねばならなかった上官の憔悴・・・。胸が熱く熱くなる、屈指の名場面です。

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実際にその舞台となったのが、陸軍 児玉飛行場

埼玉県本庄市。戦後、スイカ畑になり、現在は大規模な工業団地に生まれ変わっていますが、ほんのわずか当時を偲ぶものが残っていました。
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児玉飛行場跡の碑

無機質な工業団地の中に、ぽつんと立っていました。






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          そのかたわらには、
          米軍の焼夷弾の残骸。









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現役の公民館ですが、
一部は当時の兵舎のものだそうです。
玄関の屋根?



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     写真では見づらいですが、
     米機の機銃掃射の跡が残る石灯篭。
     工業団地のはずれのお寺です。





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そのすぐ近くには、飛行機の離着陸のジャマにならないよう上部が切り取られた大木が立っていました。
この木の上あたりを飛行機が飛んでいたんだなあ。
飛び立ったうち、いったい何機が戻ってこれたんだろう・・。

戦争末期、訓練兵は上官からこう言われたそうな。
「着陸なんていい。飛び方と爆弾の落とし方だけ覚えろ。どうせ、キサマらは特攻だから」



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     おなじ土 おなじ草
     変わりはないのか かなしいぞ
     人は去り 時は流れ
     変わってゆくのか かなしいぞ
              笠木透「川のほとり」

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★ 12月9日(土) 三島えがお






by G-lariat | 2017-12-05 16:34 | 昭和的日々 | Comments(0)

「三島市観光PR大使」       ザ☆楽団ラリアートの活動報告をメインに、平和な日常を・・・ 


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