ひとり駅伝・旧甲州街道・7 「鳥沢宿~八王子宿」 思わぬ落とし穴
2015年 05月 13日
とにかく無理をしないように、と言い聞かせてスタート。
国道20号を離れたとたん、急坂の洗礼。 とても走れる角度ではありません。 歩きを交えつつ進みます。
あえいであえいで着いた最高地点。 素晴らしい眺望が待っていてくれました。
こんなに見事な富士山と出会えるとは思ってもみませんでした。
犬目宿手前の石畳。
規模は、ごくごく小さなものでした。
緑が、本当にきれいです。 風も心地良い。
基本的には下ってゆくルートでもあるし、快適に野田尻・鶴川・上野原・関野と、宿を越えて行きます。
そしてこちらが、吉野宿。元旅籠で現在は郷土資料館になっている 「ふじや」 さん。
左は管理人のHさん。右は、ちょうど野良仕事に出てこられた家主さん。
入場無料だし、相模湖の眺めも良いし、オススメです。
相模湖を右に見ながら、確実に進んで行きます。
ツツジが美しい。僕はツツジを見ると、ああGWだなあって思ってしまいます。
相模ダムのダイナミックな景観。
ドピーカン。 でも空気が乾いているせいか、暑さはあまり感じません。 これなら大丈夫! ・・・と、この時はそう思ったのですが。
与瀬宿を過ぎ、小原宿。
本陣が、昔のままの姿で残されていました。 神奈川県の甲州街道・東海道で、唯一残る貴重な建物なんだって! なのに無料!
こちら、管理人さん。土地の言葉で、愉快なお話をたくさん聞かせてくれました。
ところでそのバンソウコウは?
「これか? 神経痛でヨー」
お大事に!
さあ、いよいよ難所の小仏峠越えです。
前回、最大の難所といわれる笹子峠を良い感じでクリアしているので、それほど緊張もなく上り始めたのですが・・・結論的には、僕はこちらの方がキツかった!
進む方向やスタートする場所によって感想は様々だと思いますが、僕にはなかなかの手強さでした。
ただし笹子より整備されているので、道を失う心配はありません。
・・・・といいながら、僕は峠のてっぺんで、山に向うハイカーに着いていってしまう大マヌケ! 幸い少し行った所で間違いに気がつきましたが・・・そのまま進んでしまったらと思うとゾッとします。
(GWのせいか、かなりの数のハイカーが来ていました。 旧街道愛好者は、圧倒的に少数派。
歩く人の迷惑にならぬことを心がけつつ、下って行きます。
駒木野宿、今の高尾駅あたりで国道20号線と合流。GWの大渋滞を横目に、超スローペースながら本日のゴールを目指します。
大規模な銀杏並木に涼をもらいながら、八王子宿到着。
想定内の疲労感。 気温25℃の40km走としては、まずまずうまく走れたと、小さくガッツポーズをしてのフィニッシュでした
で、終わっていればメデタシメデタシなんですが、今回はこの後、想定外の事態に見舞われたのです。
いつもなら走り終われば疲労感は徐々に回復していきます。 ところが今回は、時間とともに体が重くなっていったのです。
ウチに着いたところで、ついにダウン。 ご褒美に買った寿司もまったく食べられず。 もちろん祝杯なんぞもってのほかで、翌日のバンドの練習、翌々日のライブのため、ひたすら寝ることに努めました。
なのに夜中に、強烈な嘔吐と下痢!
幸い2日後には治りましたけど・・・正直まいりました。
シロウト診断ですけど、軽い熱中症かな。 走っている時、あまり暑さは感じなかったのですが、やはりこの時期の気温 25℃ は、身体にかなりのダメージを与えたのだと思います。(もっとも友人Kに言わせると、『 なんか途中で拾って食ったんじゃないの?』 だってさ)
ともあれ、ゴールの日本橋まで、あと45 km になりました。 もう1行程。
これからライブが連続するので、一段落してからが望ましいんですが、そうなるとまた気温が上がってしまうし・・・さて、どうしよう?
本日の走行距離/約40 km (一部歩行含む)
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★ 5月17日(日) ラ・サンテまつり ラ・サンテふよう 13:00
★ 5月23日(土) 大社の杜 night
★ 5月30日(土) 花のまちフェア 楽寿園
★ 5月31日(日) 花のまちフェア みしまプラザホテル
★ 6月13日(土) 三島ホタルまつり 広小路笑栄通り 19:00