お誕生日は、ワインで。
2014年 11月 18日
今年も一人・・・。 だーれも訪ねてまいりません。 どころか一本の電話も入りません。
リハの時、エミーさんとハンセン君が、「ハッピーバースデー」を弾いてくれただけ・・・。
しおれていても仕方ないので、お世話になっているご近所の酒屋さんに向いました。ちょっとフンパツして、そこそこのワインなど購入しようか、と。
このお店、素朴な店構えながら、若旦那がソムリエの資格をもっているのです。
まずチャーミングな若女将に、今日が誕生日と申し上げると、
「あらー、覚えやすい日ですねー。絶対忘れな~い!」
・・・・このコトバ、今まで何回聞いたことでしょう。
そう、僕の誕生日は大変覚えやすい日なのです。
ですが、1年たつといずれのお方も、きれーサッパリ忘れ去り、再びまた 「絶対忘れな~い!」 というセリフが登場するに至るのです。
ソムリエの若旦那は、「これは***が####で・・・」と1本1本ていねいに説明してくれました。しかし、なんせこちらはドがつく素人のうえ、味オンチ。 ついに若旦那は教育を断念し、「安いけど、けっこうウマイから」 と、この1本を薦めてくれました。
本日は、「安い」 に関してははずしてもいいかな、と思っていたのですが、50数年ビンボー一直線できた身としては、それを貫く心意気はありません。 これに決めました。
若女将は、プレゼントがわりに、生ハムとブルーチーズをサービスしてくれました。
ありがたや。ありがたや。
でも生ハムとボトルに貼った「寿」のシールは、むしろ涙と笑いを誘う気も・・・。
ウチに帰って、一人で呑み始めました。 ワインは、素人の僕にも深い味わいが感じられ、たいへん美味でした。
生ハム、ブルーチーズとともに杯を重ねる(?)ごと、若旦那と若女将の人情が身にしみ、一人ぼっちなのになんか幸せな気分になってきます。 まったく良いお店と知り合えたものです。
でもね!
せっかくのワインを入れてくれたこのビニール袋。
「信州の美酒・盛」
これはいかがなものでしょうか!
(もちろんリクエストすれば、美しく包装してくれます)
放火被害のせいで引っ越してから半年。 結果オーライと喜んでいる僕ですが、その理由の一つにはこの酒屋さんの存在があります。
ま、お店の名前は言えませんが、JR沼津駅から港に向って真っ直ぐ進み、ちょうど中間あたり・・・
大川酒店 というお店です。
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★ 11月23日(日) 三島フードフェスタ
楽寿園・ウッドデッキ
アバウト AM 11:00 ~ PM 3:00