「続・JFAアカデミー記念植樹」 高校の歌づくりです・その20
2013年 01月 20日
寒さが予想された御殿場。
しかし当日は、心配無用な穏やかな晴天。
どなたのおかげ・・?
マスク姿でマイクチェックのエミーさん。
太陽がサンサンと輝く午後、三々五々(嫌だな、オヤジギャグ) JFAアカデミー福島 の選手(富岡高校)たちが集まってきました。
ふざけ合ったり、キャピキャピ言葉だったり、ふだんはまったく普通の高校生ですね。
ちなみに、男子寮は広大な「時之栖」の西端、女子寮は東端にあります。
未来の日本の守護神? 吉田君とエミーさん。
吉田君は最初に会った時、体はデカイし、表情は硬いし、こちらがビビるほどでした。
それが会うたびに表情が和らぎ、親しく言葉を交わせるようになりました。
慣れない環境の中での生徒会長。大変でしたね。ご苦労様でした。
三島長陵高校を代表して、
生徒会長のG君。
個性豊かな生徒たちを
一生懸命まとめています。
さあ、植樹式の始まりです。
きっちり整列の選手たち。
腰パンもいなけりゃ、ウ〇コ座りもおりません。
本日取材は、
テレビ静岡。
アシスタントの女性は、「三島3部作」・収録初日の時もご一緒。
「ありゃー、久しぶり!」
まず1分間の黙祷。長陵高校・土屋副校長先生の経緯説明のあと、僕たちの
♪ この場所で、あなたと
残念ながら写真を頼むのを忘れ、No Photo !
アカデミーのスクールマスターと
長陵高校・校長の挨拶。
恵谷校長先生です。
目録贈呈のあと、いよいよ植樹です。
2名1組で、5組。作法通りの植樹が行なわれました。
その所作は、けっこうユーモラス。
生徒たちは、あちこちでクスクス。このあたりも、普通の高校生ですね。
写真は、恵谷校長と、アカデミー福島・中田男子監督。
「時之栖」社長の挨拶のあとに、謝辞。
もちろん生徒会長の吉田君です。
マスコミへのインタビューも見事にこなす彼。
今日も堂々、感動の謝辞でした。
吉田君、早くも2月から、進学する大学の合宿に
入るそうです。
式の最後は、僕たちの ♪ だから、今
男子は照れくさい表情ながら一緒に歌い、女子は右手を突き上げるポーズで盛り上げてくれました。
未来のJリーガー! 未来のなでしこ!
3年生は今月、この「時之栖」を去ります。卒業式は3月ですが、それはホームである福島で行なわれます。
つまり、彼・彼女らとは、今日でサヨナラ、です。
原発事故をはじめ様々な偶然が重なり、出会うことができました。この出会いは、とても大きなものがありました。サッカーの「エリート」だからってことではありません。夢に向ってまっしぐら、一直線に進む熱い姿に、胸を打たれるのです。
アカデミーは中高一貫の全寮制。小学6年生の時にすでに、親元を離れサッカーに賭ける道を選択したわけです。それだけでも驚きなのに、移り住んだ福島で大震災・原発事故。まさかの御殿場一時移転。
10代半ばでこんな凄まじい経験をしてきた彼彼女らです。なんとか夢を叶えてほしい、心の底からそう思ってしまいます。努力すれば夢は叶う、ってほど現実は甘くありません。それでも何とか夢を叶えてほしい、そう願わずにはいられません。
日の丸を背負い、世界のピッチを駆ける雄姿。テレビのこっちで応援できる日が来ることを、ただただ祈るのみです。
GOOD LUCK !!
記念に設置されたプレート。イルミネーションのトンネルのすぐ横にあります。