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ブル様への道・その9 「国宝鑑賞」

ブル様への道・その9 「国宝鑑賞」_f0211837_1939346.jpgいくら崇拝する女神といえど、3回目ともなるとさすがに落ち着いて・・・とはならず、前夜は適量の半分の焼酎で頭ガンガン。その日も朝からソワソワ、まったく何も手につかず。仕方ないので、予定より大幅に早く東京に向ったのでした。

なんとなく上野の国立博物館へ。でもブル様のことで頭が一杯なので、伝統芸能の衣装のコーナーでは「ここにブル様のコスチュームがあったら」とか、仏像の展示室に入れば「ここにブル様がお立ちになれば」とか。
でもね、マジにブル中野という不世出の名レスラーのことを、後世に語り継ぎたいんですね。野球みたいに「殿堂」があればいいけど、プロレスにはないでしょ。ブル様は本質的に控えめな方のようですから、ここは感動させてもらったファンが、少しでも恩返しをしなくちゃ。

恐かった頃のブル様(?)
国宝・四天王立像 広目天
ブル様への道・その9 「国宝鑑賞」_f0211837_2029911.jpg僕は、バンド名が「ラリアート」だし、プロレスファンと思われがちですが、実は今、プロレスはまったく見ていません。昔は夢中でした。30年間、それはそれは熱心に追いかけました。でもブル中野の引退とともに、僕も撤退。僕のプロレスは、アントニオ猪木で始まり、ブル中野で完結したのです。
それで充分満足なのですが、「プロレス国宝」ブル中野の偉業だけは、もっともっと世間に知ってもらいたいですね・・・。



さあ、3回目の「中野のぶるちゃん」です!
同行は、いつもの清田さんに加え、清田さんの友人で放送作家の「あきみのる」さんも。今の優しいブル様(?)     初対面ではありますが、あきさんといえば爆笑問題やネプチューンを世に送り出した 如来立像             「東京ギャグ・コレクション」で有名な方。やっぱブル中野の大ファンなんだそうです。
*どちらも撮影OKでした    今回も6時の開店と同時に突入。でもわずか1分で満席です。初回、1時間も貸切状態
                   だったのが、今さらのように奇跡に思えます。最近のテレビ出演などで周知がされたせ
                   いもあるのでしょうか。
                   でもこれは望ましいこと。国会議員になってくれとはいいませんが、ブル様はもっともっと
                   世に出ねば。
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本日のパートナーは、デスバレーボムの三田英津子さん。三田さんも、とても可愛らしい女性に変身されていました。接客はその三田さん中心で、今日のブル様はお料理づくりに励んでおられます。僕たちは、名物「カラ揚げデスマッチ」「とんぺい焼き」「ごぼうのカラ揚げ」「サメの軟骨」「ポークジンジャー」を注文。
ほどなく到着した料理を口に運びつつ、僕は感慨にひたります。むか~し浅田美代子や桜田淳子にも夢中になりましたが、ファンクラブに入会までしたのはブル中野ただ一人。その唯一無二の方がお作りになった料理を今まさに食している・・・まさかこんな日が来ようとは! ゆめ、ユメ、夢、YUME・・・・。嗚呼、神の降臨とは、カラ揚げを噛み締めることであったか!
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ぶるちゃん名物「カラ揚げデスマッチ」
金網に、竹刀・ヌンチャクまで。
芸が細かいというか・・・考えたの誰?




中央線が事故で遅れて、最終の新幹線。
10時47分、静かに東京駅を離れます。
遠ざかる都会の夜景。「忘れないで」と言いたげな東京タワーが、ビルの間に見え隠れ。
幸せだなあ・・。
ああオレは今、アルコールではなく夢に酔っているんだなあ、
なんて寒気がするようなセリフが浮かんだのは、やっぱ相当アルコールに酔っているせいですね。
若い車掌さんが検札にやってきました。切符を差し出した僕に、そっと彼はささやきます。
「ここは指定席です。すぐに移動してください」。
あれ?ブル様への道・その9 「国宝鑑賞」_f0211837_2183321.jpg

 

                                     あきみのるサン近影

                                     ご病気も癒え、さらなる
                                     「笑い」の追求を。
by G-lariat | 2010-10-25 20:25 | Comments(0)

「三島市観光PR大使」       ザ☆楽団ラリアートの活動報告をメインに、平和な日常を・・・ 


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