CD、完成です。その1・「白い桜」

1月から取組んできた「ノサップ2部作」、ようやくCDが出来上がりました。すでに、根室の北海道立北方四島交流センター、通称「ニ・ホ・ロ」(日本・北海道・ロシアの意)で流してくれているそうです。嬉しすぎて信じられません。
そもそも、なんで僕が根室・ノサップ岬の歌を作ることになったのか・・・。それはですね、このブログにも度々ご登場いただいている志むら遊酔師匠に僕がかけた、1本の電話から始まりました。

「ところで今、どちらに?」・---何気ない問いかけに師匠は、
「根室」。
ビックリしました。そんな遠い所に、という驚きが一つ。もう一つは、根室が僕にとってワケアリの場所だったからです。・・・いや女性問題ではありません。20年前、わが人生のリセットを決意した場所なのです。
僕の胸に、なつかしい風景がよみがえりました。
行ってみようかな、20年ぶりに・・・。

箱根の麓に帰還された師匠に、これまた何気なくそのことを伝えたのですが、このお方、とにかく行動が早い。翌日にはもう僕の旅のおおよそが決まっていて、アナ場紹介のガイドさんまで手配してくれていました。

北海道でも何年ぶりかの大雪のなか、根室駅で待ち合わせたMさん。きわめて温厚なお人柄。しかし、話し始めてビックリ。師匠もご存知なかったのですが、このMさん、勤務が終わるとジャズバンドでサックスを吹き、オーケストラでコントラバスを担当する根っからの音楽人間だったのです。会話は、いつしか音楽談義に・・。

旅から帰って、師匠に報告。Mさんへのお礼に何を送ったらいいでしょうか、「お茶」とか「みかん」を念頭に師匠に聞いたところ、
「歌を作りなさい」。それも、「旅行記みたいなのではなく、Mさんが力を注いでいる北方四島返還運動に役立つような歌を作って、送りなさい」
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白い桜
根室の桜は、「千島桜」です。国後島から渡ってきました。樹高は低く花は小さく、その色は白っぽいのが特徴です。四島から帰られた方を、この桜に重ねあわせて表現しようと考えました。
しかし第1試作は、師匠に歌詞の矛盾をつかれ、「頭でつくった」と酷評。第2試作は、「つまらないなあ・・」で敗退。
困った僕は根室のMさんに助けを求めました。Mさんは、絶対にコピーをしないことを条件に、四島から帰られた方々の生の証言を集めたビデオを見せてくれました。
衝撃でした。僕たちは北方四島のことを何も知らなかったのですね。恐怖、悲哀、別離・・・しかしその中に微笑ましい思い出話もあり、それを語る時の、なんとも素敵な笑顔! 
実際にあったエピソードを歌詞に盛り込んでいったら、7分40秒の長い歌になってしまいました。「私説・三島音頭」は6分30秒。ホントに僕は、話も長いが作る歌も長い!

     語れぬ桜が この海を越え
     なぜに私は 渡れない
     たったひとつの 故郷なのに
     それほど遠くは ないはずなのに

四島から帰られた方が、良い意味で島の生活をなつかしんでくれたら・・・そんな思いを込めました。

(ああ誰か You-Tubeにアップしてくれないかなあ。IT音痴の僕には、ブログが精一杯です)



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20年前は自転車旅行。その時は、ここに愛車「オテントサマ号」を立てかけて記念撮影したのでした。
今回は、夜行フェリーと夜行バスの旅・・・。
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Commented by ねむろM at 2010-06-10 10:32 x
やあ!やりましたね! ほんとになったんだね!ビックリするやら、うれしいやら。 北方領土問題なんて知らない人いっぱいいるのに本当にありがとう。 後で楽譜送って下さい、演奏もしてみたいな~。
Commented by 北を見上げる・水口 at 2010-06-11 22:16 x
こちらこそ感謝です! Mさんがおられたから、この歌を作ることが出来ました。今度根室に行く時は、ギターを持っていきます。サックスよろしく、です!(楽譜は、いま清書しております。しばし、お待ちを・・)

by G-lariat | 2010-06-05 20:40 | Comments(2)

「三島市観光PR大使」       ザ☆楽団ラリアートの活動報告をメインに、平和な日常を・・・ 


by G-lariat