カテゴリ:昭和的日々( 69 )

もう何回も書いてますけど、僕が少年期を過ごした沼津市八重坂は、再開発のため町内のほとんどが転居。幼なじみとももう会えないものとあきらめていましたが、数年前、僕が新聞に紹介されたことがきっかけで、何人かの懐かしい顔と再会することができました。

Nちゃん。年上ですが、毎日一緒に小学校に行き、毎日一緒に遊んでいた仲間。当時ソフトボールが盛んで、Nちゃんはエースで4番。町内のスターでした。
現在は横浜在住のNちゃんですが、僕たちのライブに足を運んでくれたり、最近ちょくちょく会うようになっています。

そのNちゃんとこの正月、今も八重坂に住んでおられる数少ない知人を訪ねました。
Tさん。社会人野球のクラブチームで活躍され、当時の僕たちソフト少年には憧れのオジサン。f0211837_20220179.jpg

鮮烈に憶えているシーンがあります。Tさんのお宅前の広場が練習場だったんですが、強打者のNちゃんが打った弾丸ライナーが、Tさんの顔めがけて一直線! 縁側でのんびりお茶を飲んでいたTさんはまったく気づいていない。「あぶない!」誰もが息をのんだ瞬間、ビシッ、Tさんは顔面に迫ったボールを片手(素手)でキャッチ。そして何もなかったようにボールを放り返してくれたのです。まるで巨人の星に出てきそうな美技で、ほんとカッコ良かったなあ!
Nちゃんと数十年ぶりの再会を果たした時、このことを話題にしたら、Nちゃんもしっかり憶えていましたね(Tさんが右手で取ったか左手で取ったかは、今でも議論になりますが)。
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今回の訪問には手土産のほかにもう一つ、持っていった物があります。
グローブ(グラブ)。
ざっくり数えて48年ぶりにキャッチボールをしよう、とです。
いやあ、驚きました。
Tさんは現在80才。とてもとてもその年齢には思えない、しなやかなグラブさばきです。
Nちゃんも、高校野球で主将を務めた本格派で、今も十分にその杵柄。
小学時代のソフトボール。9番手、やっとこさっとこレギュラーだった僕にとっては、憧れのスター2人の共演。48年目ぶりの「夢の球宴」でした。





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by G-lariat | 2018-01-09 19:05 | 昭和的日々 | Comments(0)

児玉飛行場跡

昭和を代表する名作映画「日本のいちばん長い日」(1967)。
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その終盤の極めて印象的なシーン。
明日の玉音放送(=終戦)が決まったというのに、それを知らされず、深夜お国のためにと笑顔で特攻に飛び立っていく若年兵。懸命に帽子を振って、むなしい死地に向かう彼らを見送る仲間たち。そして、状況をほぼ知りながらも出撃命令を出さねばならなかった上官の憔悴・・・。胸が熱く熱くなる、屈指の名場面です。

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実際にその舞台となったのが、陸軍 児玉飛行場

埼玉県本庄市。戦後、スイカ畑になり、現在は大規模な工業団地に生まれ変わっていますが、ほんのわずか当時を偲ぶものが残っていました。
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児玉飛行場跡の碑

無機質な工業団地の中に、ぽつんと立っていました。






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          そのかたわらには、
          米軍の焼夷弾の残骸。









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現役の公民館ですが、
一部は当時の兵舎のものだそうです。
玄関の屋根?



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     写真では見づらいですが、
     米機の機銃掃射の跡が残る石灯篭。
     工業団地のはずれのお寺です。





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そのすぐ近くには、飛行機の離着陸のジャマにならないよう上部が切り取られた大木が立っていました。
この木の上あたりを飛行機が飛んでいたんだなあ。
飛び立ったうち、いったい何機が戻ってこれたんだろう・・。

戦争末期、訓練兵は上官からこう言われたそうな。
「着陸なんていい。飛び方と爆弾の落とし方だけ覚えろ。どうせ、キサマらは特攻だから」



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     おなじ土 おなじ草
     変わりはないのか かなしいぞ
     人は去り 時は流れ
     変わってゆくのか かなしいぞ
              笠木透「川のほとり」

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★ 12月9日(土) 三島えがお






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by G-lariat | 2017-12-05 16:34 | 昭和的日々 | Comments(0)

〇〇回目の誕生日

先日、〇〇回目の誕生日を迎えました。たいへん覚えやすい日にちゆえ、「わー覚えやす~い! 来年はきっとね♡」と毎年必ず言われますが、1年たってみると、皆さま毎年必ず忘れて下さいます。
今年も変わらずの、お一人様。しかしながら今年は区切りの年。たとえお一人様でも「あれを食べよう、これを飲もう」など入念なプランニングをして臨んだわけですが・・前祝いの日帰り温泉で不覚にも風邪。結局、レバニラ定食にギョウザ、ニンニクつまみに焼酎、という見事に肉体労働系の食事になってしまったのであります。あ~あ、わが人生。

それでも何人かの心優しき方々から、お祝いの品(?)をいただきました。
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ハンセン君の美しい奥様から、
高級バターピーナツ
(推定価格 320円)



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      さすらいの老フリーター・Uさんからは、
      バリ鰹(推定価格 15円)



そして、酒と女に邁進する印刷会社の営業マン・M氏からいただいたのが
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お赤飯3パックをはじめ、なぜか赤い色の食品群 103.png(推定価格 710円)



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★ 12月9日(土) 三島えがお





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by G-lariat | 2017-11-09 19:37 | 昭和的日々 | Comments(0)
「金鳥の夏、日本の夏」といえば蚊取り線香の名コピーですけど、僕にとって夏といえばキンカンです。キンカンったって、柑橘類ではなく、虫さされ薬の方。
キンカン大好き。162.png
ただし、その出会いは大変遅うございました。40過ぎ、当時の同居人が使ってたものを、ちょいと無断借用したのが始まり。その独特の刺激にハマり、以来夏場の僕の「麻薬」です。
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ご愛用の方は当然ご存知でしょうが、キンカンにはコツがいります。ただ塗ってもダメ。刺激は生まれません。皮膚に軽~く、キズをつけてから塗る。そうするとキンカン独特の、痛いと気持ちイイ両方の刺激がツーンと走るのです
(キズは、深過ぎてもダメ。深過ぎると、ただ痛いだけ。ま、それで良ければ・・)

僕は、もし宝くじが当たったら、やってみたいことがあります。
この季節、短パン・ランニング姿で竹ヤブへ。
当然、大量の蚊に刺されます。刺されりゃ、かきます。かけば皮膚にキズがつきます。
で、ウチに帰ってお風呂場へ。
バスタブには、宝くじで買ったキンカンが、なみなみと一杯。
そこへドブーン! キンカン風呂に、首までドブーン!
んあ~!
想像しただけで、昇天しそう。

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 ★ 月27日(日) だがしや楽校

 
★ 月9日(土) 獅子浜

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by G-lariat | 2017-07-20 19:23 | 昭和的日々 | Comments(0)

気分だけ海外旅行

先日、用事で千葉県に赴いたのですが、時間調整のため、成田空港へ寄り道しました。 立ち寄り温泉ならぬ、立ち寄り空港。 数えてみたら、ほぼ15年ぶりです。
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海外へ行ったのは、4回。
ハワイが1回。ニューヨークが3回。
すべて、マラソン。

最初、ハワイへ行った時は、悲壮そのものだったなあ。
初の海外、初のフルマラソン。なのに足に大きな故障をかかえ、あるのは緊張感のみ。 楽しむ余裕など、ゼロだったっけ。
そのせいか、今日ターミナルビルを歩いてみても、その時に見た「景色」をまったく思い出せませんでした。
(でもあのf0211837_15591712.jpg1年が、今までのジンセイで一番がんばった時間だったなあ!)



次に海外へ行くのは、いつになるんだろう?
パスポートは、とっくに無効だし。





まるで山手線のような間隔(感覚)で、離着陸していました。
ふわりと飛び上がった瞬間! (僕のコンパクトカメラではこれが精一杯)
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 ★ 月27日(日) だがしや楽校

 
★ 月9日(土) 獅子浜












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by G-lariat | 2017-06-30 16:06 | 昭和的日々 | Comments(0)

Kの一周忌

秋田在住の古い知人が死んで、ちょうど1年になります。
日本ハムファイターズのエース、工藤幹夫
プロでの実働わずか2年ながら、最多勝を獲得するなど劇的な活躍で、「伝説」 にもなっている男です。

葬式に出るくらいなら生きてるうちに会っときたいと、かつての兄貴分と秋田行きを決めたものの、ギリギリ間に合わず、結局葬式への参列になってしまいました。

あの日の秋田は、まさに快晴。火葬場から見上げた空の真っ青な色は、今も鮮明に覚えています。

若い頃の工藤との関わりと葬式のシーンを昨年の文芸三島に投稿し、最高賞をいただきました。
「死んでからもオレを利用する気か」
彼がそう言ってる気がします。



さてさてパソコンがトラブルです。写真をアップできません。
今回は、彼の奥様が送ってくれた遺影にモザイクをかけて・・・と考えていたわけですが、ダメみたいです。
「オマエの勝手にはさせねーよ」
不適な笑みを浮かべながら、工藤がそう言ってる気がします。




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by G-lariat | 2017-05-12 15:25 | 昭和的日々 | Comments(0)

メニエル病 !?

前に書きましたが、1月末から右耳がヘンです。
つまった感じで、聴こえる音には、エコーがガンガンにかかっています。
診断は、「突発性難聴」
その後まじめに病院に通い、薬も飲んでるんですが、一向に良くなりません。
1週間前のこと。朝起きたら、エコーなし! やった、治った!と思ったのもつかの間、昼にはまたエコー。
ちょうど病院へ行く日だったので、それを先生に話したところ
「メニエルかなあ・・・?」
メニエル病! 
そこそこ若い女性がかかる病気ってイメージがあるんですが・・。もっとも先生も断定はしておらず、あくまで「かなあ・・?」。
この病気、いまだ原因は特定されていないそうですが、ストレスの場合が多いそうな。
ストレス? どうみても、僕には当てはまらないと思うのですが。f0211837_18180516.jpg


ムニエル?





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                    マニエル?





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  エマニエル!162.png162.png162.png




















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by G-lariat | 2017-04-12 16:35 | 昭和的日々 | Comments(0)

難聴 再発

1月の終わりに突発性難聴」になったことは、前に書きました。
まじめに病院に通い、ステロイドetc. 薬もきちんと飲み、おかげさまでほぼ全快、となっていたんですが・・・。
数日前から、また耳の具合がおかしくなってしまいました。007.gif
ネットで調べると、突発性難聴は再発しない、とのこと。ってことは違う病気? 
でもそんなこと、ベテランのお医者さんには聞けないしなあ。
とりあえずまた、ステロイド漬けの毎日。完全にドーピングです。

今週末は、「♪三島行進曲」マンドリン・パートの録音。
マンドリンは複弦楽器。独特の響きは、同じ音を2本の弦で奏でることから生まれます。
僕の耳は、ただいまリバーブ(エコー?)効き過ぎ状態。
これでさらに録音でリバーブなんぞかけた日にゃ・・・いったいどんな音に聴こえるやら。

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by G-lariat | 2017-03-15 16:59 | 昭和的日々 | Comments(0)

2017.3.11

あの日から、6年ーー。
きのうのことのような気もするし、ずいぶん昔のことのような気もします。

いつも朗読をお願いしている歌人の君山宇多子先生は、福島出身。
数多い作品のなかで、僕が一番好きな歌がこちらです。

非力なる 人らが人へ贈る歌
「花は咲く」なれ われは和し得ず

ほんと。 負けるな、がんばれ、なんて気楽に言えないよなあ。
ただいま、2時46分。

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          2017.3.11 朝 沼津千本海岸


























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by G-lariat | 2017-03-11 13:44 | 昭和的日々 | Comments(0)
ブログでもライブでも最近しばしば話題にしてますが、僕が育った町内・八重坂 (沼津市)は、再開発のため〇十年前にサラ地に。 幼なじみとは二度と会えないとあきらめていたけれど、僕の新聞記事などがきっかけで2年前、40年弱ぶりで一つ年上のNちゃんと再会――。

正確にいいますと、消滅したのは町内の大部分をしめる市営住宅で、持ち家の皆様はそのまま暮らしておられます。僕の家は市営住宅の一番端っこで、細い道の向う側が、◎野サン ち。
◎野さんは、ご健在とのこと。 たいへんたいへん可愛がってもらったし、ぜひ伺いたいと熱望しつつも、テレもあり実現できずにいました。
で、Nちゃんの登場です。 かつて町内ソフトボールでエースで4番、主将も務めたNちゃんは、現在も行動力・リーダーシップ抜群。 6番セカンド、現在優柔不断の見本みたいな僕は、ただ着いていくだけ。
先日ついに35・6年ぶり、アポなしで、なつかしい◎野サンちの前に立ったのでした。

f0211837_193255100.jpg「あら~マコちゃん!003.gif
おばさんは、かわらず朗らかでした。
「何年ぶりイ~? ちょっと待ってね、おじさん呼ぶから」
おじさんも少々お歳をとられたとはいえ、雰囲気は昔と同じ。 元社会人野球の選手で、あのころ僕たちソフト少年の憧れだったなあ!
k子 もいるよ。 ちょっとー、お姉ちゃーん!」
愛娘のkちゃんです。053.gif
もちろんすっかり大人になっていましたが (当たり前ですね!)、面影は当時のままでした。
男3兄弟の末っ子の僕。 kちゃんを、勝手に 「妹」 にしていたっけ。
「kちゃんがガッコーに上がったら、ボクが連れてくんだ」
子供の僕は、そう宣言したんだよなあ。(・・・で、実行したかというとですね、kちゃんが小学校に入学した時、僕はすでに卒業005.gif003.gif007.gif。当時から計算のできないマヌケでした)

f0211837_19335384.jpg◎野サンちの前は、空き地でした。 その「広場」が僕たちの遊び場であり、ソフトボールの練習場。
忘れられないシーンがあります。 強打者のNちゃんが打った弾丸ファールが、縁側でお茶を飲んでいたおじさんの頭を目がけて一直線!
ヤバイ! おじさん、見てない! ぶつかる!
誰もが大怪我を思ったその時、おじさんは平然と振り向き、バシッ。 片手でナイス・キャッチ!
あれはカッコよかったなあ !!!!
Nちゃんもその時のことは、しっかり憶えていました。 ただ、捕ったのが右手だったか左手だったか、僕と口論になりましたけど。003.gif

一人、二人と、昔の八重坂仲間が集まり出しました。
町内の太陽みたいだった◎野サンも楽しみにしてくれています。
まさかと思っていた八重坂の同窓会、実現に向けて大きく前進したようです。

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この日、Nちゃんは来るべき 「同窓会」 に向けての企画書、というか熱い思いを、僕や◎野さんにしたためてくれました。熱血漢のNちゃんらしい、熱い文章。
それはいいのですがね、同窓会のタイトル
「八重・坂の上の友」
これ、ダジャレとパクリでしょうが!003.gif



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★ 11月3日(祝) 三島宿場まつり  

★ 12月3日(土) 三島えがお  
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by G-lariat | 2016-10-24 09:48 | 昭和的日々 | Comments(2)

「三島市観光PR大使」       ザ☆楽団ラリアートの活動報告をメインに、平和な日常を・・・ 


by G-lariat