母乳パッド 男子
2015年 10月 30日
しかし・・・です。 いさぎよく、カミングアウトいたします。 僕は現在、母乳パッドを愛用しております。
母乳パッドなしの生活など、もはや僕には考えられぬ。 その風合い・肌ざわりに細心の注意をはらい、その装着具合に心を砕く毎日。嗚呼・・・(やはりヘンタイでしょうか?)
母乳パッド、知ってますか? オッパイから漏れ出る母乳で、服を汚さないための吸収シート・・・。
コトの始まりは、ひと月半ほど前。 イベント前の準備作業中、ヒザを擦りむいてしまったのです。少し血がにじむ程度だったので放っておいたところ、数日後、突然の激痛。
尋常でない痛みに近所の外科に駆け込んだら、「こりゃヒドイ!」
沼津市で一番大きな、沼津市〇病院に回されました。
それでもまだ僕は、「けっヤブめ。ちょっと膿んだだけだろ」 と呑気だったのですが、市〇病院での診断結果は 「皮膚が完全に死んでいる」
さっそくその場で、切開となったのでした (痛いのなんの!)
左のヒザ下に、横約7cm、縦約5cm 、ぽっかり穴。
咲いた花なら散るのは覚悟、は 「同期の桜」 ですが、開いた穴ならフタをせねばなりません。
「当院ではこれを使っています」
先生がニヤリと笑って取り出したのがこれ、まさかまさかの母乳パッド。
「ガーゼだと繊維が付くでしょ。これが一番」
知りませんでしたねえ、世に中にこんな物があること自体。
「必ず毎日交換すること! 帰りに薬局で買って行きなさい」
言われるまま薬局に行ってみたのですが、どこに置いてあるのやらサッパリ。 仕方なく、3人並んだレジで一番年配の女性に、ささやくように、「あの・・・母乳パッドが欲しいんですが・・」
「はあ?」
「ですから、母乳パッドを・・」
「はあ?」
年寄り選んだのが失敗だったか。 でも買わずに帰れねえ。仕方なく大声で
「母乳パッドください!」
レジの3女性が、ギョッ!
店にいたお客さんも、ギョッ!(たぶん)
あれから、ひと月。毎晩毎晩、むき出しで血がしたたる我がお肉に、母乳パッドをあてがう日々。
あらためて、運命って分らんものだと痛感しました。 軽症と思われたケガでこんな大事になるなんて、ということが一点。
そしてもう一点が、母乳パッド君の方の運命です。 本来なら、若いママのオッパイに抱かれて夢心地、幸せ一杯な時間を送るはずだったのに、何の因果か現在は、うす汚ねーオッサンの醜い傷跡で血膿を吸っている・・・その痛恨! その無念!
同情の涙を禁じ得ません。
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★ 11月3日(祝) 三島宿場まつり
本町交差点 AM 11:00 ~ 12:00 PM 1:00 ~ 2:00