南部の火祭り
2013年 08月 21日
10年ほど前のこと。南アルプスからの帰路、偶然その準備風景を見ました。
富士川の両岸にズラリ並んだ松明は、まだ火がついていないのに壮観な眺め。「これで夜、炎が燃え盛ったらさぞや・・」と想像しては、ぜひ一度見てみたい、と思い続けてきたのです。
8月15日は、三島の夏まつりの初日。自分の出番を終えてから電車に飛び乗り、ぎりぎりで間に合いました。
塔婆約3万本の大松明。
僧侶の読経もあったようですが、残念ながら向う岸のため聞こえませんでした。
ハイライトの百八たい。なんと両岸約2㎞に108個のかがり火。 それはそれは荘厳な世界。
ただし立ち入り禁止区域もあるため、肉眼なら問題ありませんが、写真となるとアングルに苦労します。
インターネットでも見物できるでしょうが・・・ぜひ「生」をオススメします。松明からかなり離れていたのですが、その熱と匂いのリアリティは、やっぱ現地でなくちゃ!
フィナーレは、打ち上げ花火。
カメラは一眼レフでも、露出とかシャッタースピードなんかはチンプンカンプン。フルオートのままパチパチやったのが、これらの写真です。
来年はもっと使いこなせるようにして、再挑戦したいと思っています。