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東海道五十三次ひとりマラソン・2 「あ~あ。わが青春」

東海道五十三次・計492キロを、1年くらいかけ分割で走破しよう、という個人もちだし企画。今日は2日目です。
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そのスタート地点・JR戸塚駅に、ご覧ください、この面々。なつかしい仲間が応援(ひやかし?)に、集まってくれたのです。うれしいなあ。
僕は「友だちがいない」とよくいわれますが、違います。友だちはいるんです。ただ、少ないだけ!

会うのは、15年ぶりくらいかな。みんな、大学ん時のサークル仲間です。
エッ? 何のサークルかって? (聞きたくない人も聞いてくださいね)

   「鎌倉研究会」
   通称
カマけん!
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後輩のK君は、こんな小道具まで用意。
このサプライズの主犯の彼は、戸塚在住。僕のブログを見て、みんなに声をかけてくれたのでした。
かつて人並みはずれたパワーを誇った元ラガーマンも、いまや、メタボで温和なオヤジさん。

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「このタスキを、京都・三条大橋までつないでください!」と言われたのですけれど・・・。考えてみたらタスキって、何人かでつなぐものですよねえ? だいたい母校は、プラウドブルーだし。
しかしながら、長く不義理にしていたこの身には、本日のことは誠にもって有難き幸せ。かくなるうえはこのタスキ、なんとしても京に届けようぞ、と江戸の隠密になった気分で、一人リキむのでした。(でもハチマキはかんべんして。さすがにこれは恥ずかしい!)


・・・・名残り惜しゅうござるが、拙者そろそろ出発せねば。


旧東海道は、国道1号線を行ったり、はずれたり。箱根駅伝のコースってのは、どこなんだろ? 下調べをちゃんとしとけば良かったかな、なんて後悔もしつつ、順調に進んでいきます。

快晴、微風。「風薫る五月」には2日早いけど、澄んだ青い空と、普通のお宅の庭先に咲く色とりどりの花。もうそれだけで充分に幸せなことだなあ、なんて思ってしまいます。この春は特に。
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遊行寺の本堂。「遊行寺」は、箱根駅伝で耳にしますね。花や大イチョウがとても美しく、観光客もけっこう来ていました。


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茅ヶ崎から平塚へ、相模川を渡ります。
写真奥が湘南の海。



「湘南」」といえば、僕ら世代には「サザン・オールスターズ」。本日見送ってくれた仲間たちと毎日遊んでいた頃に登場し、ぐいぐい昇っていったんです。「いとしのエリー」」の大ヒットは、まさにあの時。
学生でにぎやかなあの店の片すみで聴いていたのは、「ボブ・ディラン」ではなく、「いとしのエリー」だったのです。

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大磯に入ったところで、茅ぶき屋根発見。案内板の類は何もなかったので、普通の人が普通に暮らしていると推測。国道1号線ぞいに、ねえ・・・。

大磯といえば、「大磯ロングビーチ」。大磯ロングビーチといえば、「芸能人水泳大会」。芸能人水泳大会といえば、「オッパイ・ポロリ」。
東海道五十三次ひとりマラソン・2 「あ~あ。わが青春」_f0211837_14102079.jpgかなり昔ですが、ある芸能プロから、そのオッパイポロリをやった女の子とユニットを組む、という話が舞い込んだことがあります。2・3回練習しましたが、結局実現はしませんでした。原因は、僕の目つきのイヤラシさ?


新緑の山を背景に、気持ち良さそうに泳ぐ鯉のぼり。



ゴール予定地は、二宮。今日はこの二宮でも、なつかしい人に会うことになっています。
それも、美しき人妻!
待ち合わせは、JR二宮駅。さあラストスパートに、と思った瞬間、前から来たクルマがパッシング。
彼女でした。運転中に、僕を発見してくれたのです。
お会いするのは10数年ぶり。「よく分かりましたねえ」といったところ、僕のアタマに目をやりつつ
「ええ、光ってました」
だってサ。
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喫茶店もナンだし、高台の公園へ。
彼女の美しいお顔をご紹介したかったのですが、「何卒ご容赦のほどを」ということで断念。そのかわり(?)、美しい御み足をパチリ。

知り合ったのは、20年ほど前。人生のリセットとなった北海道1周自転車旅行の時です。知床の羅臼。彼女は自転車初心者の女子大生。どしゃ降りの知床峠を、2人でひたすら自転車を押して越えたっけ。31才の僕の、遅~い青春の1ページです。

彼女には独身時代も、ご結婚されてからも、本当によく驚かされました。
東海道五十三次ひとりマラソン・2 「あ~あ。わが青春」_f0211837_2059836.jpgたとえば仕事。偏差値のとても高い理数系の大学を出て、日本を代表する光学機器メーカーに研究員として長く勤務。ところが数年前、突然離職。で、いま何をされてるかというと、なんと庭師。植木や造園の職人さんですね。日本の科学技術の最先端から、「地下足袋と軽トラの毎日」。さっき僕を見つけてくれた時も、その使い込んだ軽トラでした。
そのほかでも、彼女の思い切りの良い行動は、いじいじ・うじうじを基本とする僕には、僕の頭皮以上に眩しく輝いて映るのです。

彼女から頂いたお土産。
「しらすせんべい」「ピーナッツサブレ」「原木しいたけ」



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          ひたすら青くひろがる湘南の海。
これが、青春だァ!!
思わず、オジサンは叫んだのでありました。
セキこみつつ。


このあと、オジサンは石につまづいて見事にコケました(真実)。
しかしさすが格闘技の有段者。カンペキな回転受身を披露し、前にいた婆さん2人組は目を丸くしていました(これも真実です)。


本日の走行距離/約30km
by G-lariat | 2011-04-29 18:44 | Comments(0)

「三島市観光PR大使」       ザ☆楽団ラリアートの活動報告をメインに、平和な日常を・・・ 


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