いい年・・・・こいて。
2011年 01月 04日
今年もご報告その他諸々、書き連ねてまいりますので、心優しき皆様、「水口はまだ生息しているか」「社会の下の方で、モゾモゾ動いているか」、たまにチェックしていただければ嬉しく思います。
年越しは、今年も北海道でした。4年連続、通算・・・何回目だろ?
北海道は僕の「聖地」なのですが、最近は長距離フェリーにハマッてることもありまして。
去年こそ、20年ぶりに根室へ行く、という確固たる目的がありましたが、要はフェリーに乗り北の大地を踏めればOK、というわけです。
とはいえ、着いてすぐ帰るのも少々モッタイナイ。去年が最東端の根室でしたから、今年は最北端に行こうか、と札幌発稚内行の夜行バスに乗り込んだのであります。
稚内は3回目。前の2回は、自転車でした。
バスが着いたのは朝の5時半。しばらく駅で暖をとるプランだったのですが、行ってみたら「5時50分まで閉め切り」、という無情の貼り紙。非情のブリザードから逃れるべく壁際にうずくまる姿は、どうみてもホームレス。いずれ来るであろうその日のために、20分の体験学習か・・・。
稚内の代表的観光スポット、「北防波堤ドーム」です。かつてサハリン航路で栄えた頃、宗谷海峡の強風高波から港湾施設を守るために作られたもの。いまこうして見ると、見事なアートですね。
日帰り温泉やご当地ラーメンをハシゴしながら、ブラブラ南下。
僕は流行というものに全く付いていけないタチですが、「温泉」「ラーメン」「トライアスロン」だけは、人の先を行きました。まだ誰も注目していない頃から楽しんでいます(トライアスロンからは撤退しましたけど)。
湯けむり立ちのぼる温泉。
氷温チルドの体を沈めて、「クーッ!」
縮んだ手足を伸ばして、「ハア~ッ」
目を閉じます。
ぜ~んぜん成長しないなあ・・と思ったり。
ま、いいか・・と思ったり。
稚内温泉・童夢
帰省再会を喜ぶ家族や友人らしき人たちで満員。でもその会話に耳を傾けていると、これぞ「日本の年の瀬」って気がして、嬉しくなりました。内風呂多種。立ち上がると日本海が見えます。露天は、海からの烈風で、最高のクールダウン。
(写真はガイドの無断借用)
西の里温泉・森のゆ
札幌近郊、幹線道路沿いですが、露天風呂の目の前には、雪化粧した林。走る電車も望めるし、眺望もなかなかでした。冬休みのお父さんと息子って組み合わせ多数。微笑ましくて良い感じでした(お母さんと娘、ならさらに良かったのですけれど)。
豊平峡温泉
ガイドブック等で大々的に広告を打っているので、当たりかハズレか、どっちかだなと考えていました。結果は当たり! 日替わりではありますが、カンバンの露天は野趣90点で、内湯は120点。よく鍾乳洞で千枚皿なんてのがあるでしょ、床があんな感じなんです。温泉成分のせいでしょう、初の体験です。僕は、温泉の基本は内湯だと思っています。(写真は、パンフの無断借用)